本間材木店でもよくお客様にお伝えする「高気密・高断熱」
家づくりでは当たり前のように使われる言葉になりましたが、具体的にどういうことなの？とお客様に聞かれることもしばしば。
せっかくなので、高気密・高断熱の家とはどのようなものなのかをまとめてみました。
高気密＝家中の隙間が少ない
高気密とは、家のすき間が少なく、気密性が高いことです。
気密性を具体的に表す数値は「C値」。
C値とは相当隙間面積のことで、延べ床面積1㎡あたりにすき間が何㎠あるかを表したものです。
数値が小さければ小さいほど、気密性が高いと言えます。
暖気と寒気は対流する性質があるため、新潟のような寒冷地は特に気密性が重要視されます。
次世代省エネ基準ではC値5.0㎠/㎡以下が高性能とされていましたが、本間材木店ではその十数倍の気密性を備えた、C値0.2～0.3㎠/㎡の住宅を提供しています。
専用の気密測定器を使い、数値をもって住宅性能の高さを証明しています。
高断熱＝外気の影響を受けにくい
高断熱とは、外気からの影響を受けにくくするため、断熱材などを入れて、家の中から熱が逃げないようにすることです。
断熱性能を表す数値は「Ua値」。
これは外皮平均熱貫流率のことで、外皮1㎡あたりどれくらい熱が逃げるかを示したものです。
Ua値もC値同様に、数値が低ければ低いほど断熱性能が高いことを示します。
一般的にはUa値0.6Wが高性能の基準と言われていますが、本間材木店では、Ua値0.3W前後の性能で住宅を提供しています。
高気密高断熱の住宅に住むメリット
高気密高断熱住宅にすると住まい手にメリットがたくさんあります。
代表的なメリットをご紹介します。
①健康的に過ごせる
家全体の室温が均一になることで、年中快適に過ごせます。家の温度が快適に保たれると健康寿命が5年延びるという研究結果もあります。
そして何より、ヒートショックのリスク軽減に繋がります。
新潟県は特に冬場が危険。浴室と脱衣所の温度差が命を奪いかねません。
②静かな家
高気密は、そもそもすき間が少ないので、音漏れがしにくく、外の騒音の影響も少なくなります。
お子さんが家ではしゃいでも、車の往来が激しい道路の騒音も、気にせず快適に過ごせます。
③光熱費が安くすむ
高気密高断熱仕様は、建築費は一般的な住宅よりも割高になりますが、光熱費やメンテナンスのコストが格段に抑えられるので、長い目で見れば高気密高断熱住宅のほうが生涯コストは安くなります。
限りある資源で光熱費を賄う必要がある現代では、SDGsの観点からも高気密高断熱住宅がおすすめです。
他にもメリット盛りだくさんの高気密高断熱住宅。
気になる方は是非本間材木店にお問い合わせ下さい。