みなさんは1日のうち何時間家にいるのか考えたことはありますか?
在宅時間はコロナ禍以降大きく様変わりしました。
テレワークなどで自宅にいる時間が増えたり、そもそもの働き方を見直す方や、社会的にも在宅を推奨するような動きが増えた影響で、総務省の統計データによると、平均在宅時間は1時間ほど増加しているそうです。
長く過ごす家だからこだわりたい、健康的に過ごしたい、住宅建築においてもそんな要望が増えています。
というわけで今回は、長く過ごす家だからこそ自然素材を使った家をおすすめしますよ!という話をしようと思います。
そもそも自然素材とは?
一般的に化学物質を使用していない素材のことを自然素材と言います。無垢材、珪藻土、漆喰など、自然由来の素材を総称して自然素材と呼びます。
自然素材ではない素材はというと、木材を集めて接着剤でつなぎ合わせた集成材など、素材を作る過程で化学物質を含むものを指します。
集成材は反り返りが少ないなどのメリットもありますが、接着剤や防腐剤にホルムアルデヒドなどの化学物質が含まれていることで、アレルギーを引き起こす要因になったり、様々な健康被害の懸念があります。
シックハウス症候群はその化学物質が主な原因と言われています。
自然素材のメリットは?
一番のメリットはもちろん体にやさしいこと。
喘息、アトピー、アレルギーなど、今は症状のない方でも、化学物質が原因で症状を引き起こしてしまう恐れもあります。長く住む家だからこそ健康面はこだわるべきポイントです。
また、自然素材はデザイン面でも優れた部分があります。
自然にあるものをそのまま使用するため、素材それぞれの表情や色合いが楽しめ、経年と共に味が出てきます。
お客様からは、素材自体に色のバラツキがあるからちょっとしたキズは目立たないね~というお言葉もあったりします。
経年変化を楽しみながら、長く住めば住むほど愛着の湧く家になります。
そして機能性も兼ね備えています。
調湿、防音、防臭、防腐、耐水など、素材それぞれに強みがあり、素材の特徴を理解して、それぞれの強みを発揮できる箇所に使用することで、工業製品に負けない機能性を発揮します。
自然素材のデメリットは?
一方でデメリットも。
価格は少し割高になります。大量生産されている工業製品に比べて、数に限りのある自然素材はどうしても割高になります。
また、自然素材は素材それぞれの特性があるので、しっかりとした知識も必要ですし、加工や施工にも高い技術が必要ですので、キチンとした取り扱いができる会社が限られてきます。
また、色や柄はバリエーションが少ないので、例えばピンクで縞々の自然素材が欲しいと思ってもそんな素材はありません。
どうしても色にバリエーションを出したい場合は、新建材などの人工的に作られた素材に頼らざるをえなくなります。
まとめ
自然素材はメリットもデメリットもあるのですが、本間材木店では圧倒的に自然素材をおすすめしています。
長く住む家だからこそ、素材にこだわっていただきたいですし、長い時間を過ごすようになった現代ではその重要性はさらに高まってきていると思います。
本間材木店では、材木店ならではの豊富な知識と厳選した素材をご用意し、熟練の職人が100年先も快適に過ごせる自然素材の家をご提供しています。
ご興味のある方は本間材木店まで是非お問い合わせ下さい。
オープンハウスなどでご体感いただくと、その快適性や木の温もりなどを感じることができると思います。
オープンハウス情報も随時ホームページとInstagramでご案内しております。